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あなたは電気知識を全て知っていますか?
私は知りません(笑)
そう、ほとんどの人は仕事で必要な知識をその時々で探して理解しています。
でも探すのは本当に大変で時間が足りなくなることも。
実は、電気の基礎知識はあればあるほど設計の幅は広がります。
なぜなら、他の知識を応用することが出来るようになるからです。
このページでは、電気の基礎知識として必要なことをまとめています。
読み終えれば、ある一定の基礎知識が手に入り、設計が楽になりますよ。
目次(概要)
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1.今さら聞けないリレーの基本的な使い方
打合せなどで感じるのは、リレーの正しい基本的な使い方を知らない人は多いということ。
ある程度の年数経験があると、他の人に「リレーってどう使うの?」なんて聞けないですよね。
そんなあなたには、以下の記事で基本的なリレー回路について理解を深めることをおすすめします。
電気制御基礎|リレー回路の基本的な使い方と基礎回路について
2.非常停止スイッチの使い方は覚えておこう
非常停止スイッチは、その名の通り非常時に緊急停止させるためのスイッチ。
人命に関わるときや装置を壊してしまう前に慌てて押すスイッチです。
正常に動作することはもちろんのこと、設計する人は使い方を正しく理解しておく必要があります。
「なんとなく使っている」という人は要注意。
以下の記事で扱い方を正しく理解しておきましょう。
3.交流回路の電流算出はかんたん?
電気制御の役割は、大きな機械を電気で動かすこと。
人の手では動かせないものも、モーターの力を使えば簡単に動かすことができます。
モーターなどの回路を設計するときに設計者に求められる電流計算。
装置を安全に、正常に動作させるためには正しい電流計算が必要です。
しかし、打合せ時などはその場で即答する必要があります。
即答で電流値を算出したいときに簡単に計算できる方法があるんです。
以下の記事でかんたんに交流回路の電流値が概算で算出できる計算式を覚えておくと、何かと役に立ちますよ。
3秒で答えられる交流動力回路の概算電流値を求める方法
4.変圧器の仕組みって理解できてる?
交流回路でよく使われる変圧器。
AC400VをAC200VやAC100Vへ降圧して使う方法が一般的です。
反対に昇圧するための変圧器も存在します。
私の勤め先ではAC200Vまでしかないので、AC400Vへ昇圧して制御盤の検査をしています。
よく使う変圧器ですけど、どのような仕組みで変圧しているかご存知ですか?
原理をよく理解していないと、使い方次第では燃えてしまうこともあります。
以下の記事で変圧器の仕組みについて理解しておくことで、仕組みを応用した使い方もすることが出来ます。
電気制御基礎|トランス(変圧器)は巻数比で出力電圧が変わる
5.インバータの原理は理解してる?電磁接触器は必要?
最近では省エネ効果やより高い精度の制御に伴ってインバータの使用機会は増えています。
あなたも制御盤を設計しているなら、よく使っているのではありませんか?
ところで、インバータの原理って理解できていますか?
なんとなく理解しているより、しっかりと理解できている方がお客様を安心させる説明が出来ます。
なぜインバータに省エネ効果があるのか、どのような仕組みで周波数を変えているのか。
以下の記事で詳しく説明しています。
また、設計時にインバータの1次側に電磁接触器を入れる、入れないという話題があがることもあります。
実は、インバータの1次側に電磁接触器は入れた方がいいんです。
メーカーも推奨している回路なんですよ。
なぜインバータの1次側に電磁接触器を入れた方がよいのか、以下の記事をご覧になれば納得できますよ。
インバータの1次側に電磁接触器は必要?|メーカーが推奨する理由
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6.制御回路の分散と集中は使い分ける
制御回路を設計するときに、集中化するか分散化するかを考えて設計していますか?
集中すること、分散することでそれぞれメリット、デメリットがあります。
もしあなたが設計時に意識していないのであれば、すぐに以下の記事を読んでほしいです。
集中と分散を意識して使い分ける設計が出来るようになります。
7.さいごに
このページで紹介している内容は電気制御では基本的な知識になります。
もし理解出来ていないところがあるなら、該当する記事を読んで理解しておくといいですね。
ちょっとした会話の中で、知識があるかどうかは分かる人には分かります。
基本は理解しているという自信を持っておくことは大事です。
自信をつけるため、よい設計をするためにも基本的な知識は身につけておきましょう。
よりよい設計に役立つこと間違いありませんよ。