端子配列図の作成手順|端子台を選定して回路図から拾い出す

端子配列図の作成手順|端子台を選定して回路図から拾い出す

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このページでは、制御盤と外部機器やほかの制御盤との接続に必要となる端子配列図の作成手順について紹介しています。

単線結線図、展開接続図を作成したあとは何を作成すればよいでしょうか?
外部との接続に使用される端子台を選んで、配列を検討しなければなりません。

でも、実際にどうやって検討していけばいいのだろう?
作成するとなると手順が分からないことってありますよね?

端子配列図は電線を接続する人にわかるように端子配列を示した図面を作成することが目的です。
手順され間違えずにポイントを押さえていれば、端子配列図はバッチリ作成できます。

簡単そうで意外と手順がちゃんとわかっていない人もいますが、このページを見ているあなたならもう大丈夫ですね。
手順を知らない先輩にも教えてあげれば、先輩から一目置かれるようになりますね。

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1.端子台を選ぶ

端子台を選ぶ

 

回路図が出来上がったところで、端子台を選んであげる必要があります。
基本的には流れる電流値がどのくらいかで選定していきます。

端子台の選び方等については以下のページをご覧ください。

制御盤製作時の部品選定(端子台)

端子台以外に、止め金具も忘れないでくださいね。
ほとんどの端子台はDINレール取付になっています。

DINレールにはめたままではスライドしてしまい、組端子はバラバラになってしまいます。
端子台を動かないようにレール上で固定するために止め金具を使用します。

端子台の両端に必要ですので、数量を間違えないようにしましょう。

私がよく使用するものとしてはIDEC製の『BNL6』を選定しています。
他社にもラインナップされていますので、忘れないように気をつけましょう。

 

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2.端子配列図を作成する

端子配列図を作成する

 

部品が決まったところで端子配列図を作成します。
今回は以前紹介した「展開接続図(主回路)の作成手順」での図面をもとに作成手順を紹介します。

ご覧になっていない方は以下よりご覧ください。

展開接続図(主回路)の作成手順(書き方)展開接続図(主回路)の作成手順(書き方)

まずは受電の端子台です。
どの部分かというと、以下の赤枠内になります。

受電端子部分

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このTB1の端子台に接続される電線は4本で、線番号は『R0』『S0』『T0』『E』の4種類になります。

TB1を端子配列図として表現すると以下のようになります。

受電端子の配列図

 

この展開接続図にはTB1以外はありません。

次の接続図2ページにわたってTB2が出てきます。

展開接続図2ページ目のTB2

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展開接続図3ページ目のTB2

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このTB2の端子台に接続される線番号を示した端子配列図は以下のようになります。

TB2の端子配列図

 

外部への接続は以上ですが、忘れてはならないのが中継端子です。
制御回路は多くの機器へ母線として電源ラインを引き回すことがあります。

今回の図面で言うと以下の赤枠部分になります。

展開接続図4ページ目

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DC24Vの操作回路用の制御電源は多くの機器に接続します。
少ない電線の引き回しであれば中継端子を設ける必要はありません。

しかし、電線の引き回しが多いときには中継端子台がないと配線作業が大変手間がかかります。
追加で配線したい場合にも中継端子台がないことで、どこから制御電源を引き回すか探さなければなりません。

配線作業の多少に関わらず必ず設置するものとしておけば、「忘れた!」というミスが減ります。
中継端子台は変更等にも対応でき、作業者の手間も減りますので設置しましょう。

ということで、今回は『24P1』『24N1』の中継端子台を設けます。
端子配列は以下のようになります。

TB3の端子配列図

これでTB1~3までの端子配列が出来ました。
全てを記載した端子配列図を作成すれば完成です。

以下のような端子配列図になりました。

TB1~3の端子配列図

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3.さいごに

さいごに(できあがり)

 

端子台の選定が終わってから整理して作成すればミスなく作成できます。
選定で間違ってしまっては元も子もないので、選定は注意してやりましょう。

選定した結果をもって、端子配列図にも選定した機器の型式が記載されていると親切です。
作業者が間違えないような配慮をして図面作成しましょう。