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このページでは、現場作業や打ち合わせで出張へ行く際のバッグ選び、準備を楽にするための荷物について紹介します。
私は出張へ行くことがとても多いです。
年間最大で150日間も出張に行っていたこともありました。
そんな出張プロフェッショナルの私は、出張へ持っていく荷物を決めてあります。
荷物を決めておくと、準備はとても楽に終わります。
家に帰ってから準備しますよね?
ささっと準備を終わらせたら、自分のやりたいことができますね。
私なりの出張のバッグ選びや準備を楽にするための荷物について紹介します。
目次(概要)
1.出張用バッグは用途(素材、行先、期間)別に用意
出張には荷物を入れるバッグが必要です。
経験上、出張用のバッグは『素材』『行先』『期間』で分けた方がよいです。
それぞれの用途別に説明します。
素材は布製、樹脂製の2種類
選ぶ素材は好みのものでOKです。
素材によるそれぞれの特徴をおさえておきましょう。
〇布製素材のバッグ
メリット
- 衝撃を吸収するのでバッグ自体が破損しにくい
- 多少詰め込んでも布が伸びるので荷物が入る
デメリット
- 濡れると乾かさなければならない
- 傷には弱く、布が切れてしまうこともある
〇樹脂素材のバッグ
メリット
- 傷、衝撃には強く、バッグ自体が破損しにくい
- 濡れても拭けばすぐに乾く
デメリット
- 詰め込みすぎてロックが破損することもある(樹脂は伸びないので耐えれなくなったロックが破損)
キャリーバッグなら絶対4輪
キャリーバッグなら4輪をオススメします。
私は4輪以外、購入しないと決めています。
2輪のバッグを1つだけ持っていますが、使い勝手はとても悪いです。
なぜなら、倒して引っ張る形にしないと転がせないからです。
空港や駅で困ることが多いので、4輪を選びましょう。
国内3泊以内なら小型バッグ
国内で3泊以内の出張であれば、小型バッグで十分です。
バッグが大きければ邪魔にもなるので、なるべく小さいものがよいですね。
飛行機で機内へ持ち込みしたい場合はこのサイズです。
国内1週間なら中型、大型バッグ
国内で1週間程度なら中型バッグ、1週間を超えるなら大型バッグがいいですね。
メーカーによっては大型、小型の2種類のサイズしか用意されていないものもあります。
大きさは実物を見に行く方が確実です。
ネットで購入する場合、寸法サイズを見て大きさを確認しておきましょうね。
海外出張ならカギ付き樹脂製バッグ
海外出張の場合は、カギ付き樹脂製キャリーバッグ(スーツケース)をオススメします。
日本に比べて海外の荷物の取り扱いはかなり雑です。ボンボンとぶん投げていたりしますからね…
アメリカに行くことがある場合、カギは『TSAロック』のものを選びましょう。
アメリカ運輸保安局によって認可されたカギで、赤いマークが目印です。
9・11のテロ以降、バッグを開けて荷物を確認することになっています。
TSAロック以外だと、カギをこじ開けられて壊されることがあります。
私はテロの1年半後にサンフランシスコ空港へ行きました。
TSAロックではないカギのバッグだったのですが、同行者に「壊されるかも」と教えてもらってカギを開けたままにしました。
壊されなかったのはいいんですが、盗まれたりしないかの方が心配。
TSAロックを選んでおけば『間違いなし』です。
2.持っていく荷物を決めておく
『絶対いる』は必要なもの
出張の荷物は最小限にしておきましょうね。荷物が重たいと、移動でかなり疲れます。
そこで、まずは『絶対にいる』ものは何か、整理しておきましょう。
絶対にいるもの
- 仕事の荷物(書類、PC、名刺など)
- 毎日飲んでいる薬(あれば)
- パスポート(海外のみ)
- チケット(新幹線、飛行機など)
- 泊数分の着替え(上下、下着、靴下)
- 充電器(スマホ用)
絶対にいるものは、忘れては困るものを上から順番に書いています。
ですから、上から順番に用意した方がいいですね。
仕事で出張に行くわけですから、仕事道具は1番忘れてはいけないもの。
それと、毎日飲む薬も現地で急に手に入れるのは困難ですね。
チケットやパスポートは移動時にないと困りますから、これも忘れてはダメ。
あとのものは、現地で何とか手に入るものです。
(余計な出費はかかりますが)
とはいうものの『絶対にいる』ものですから、忘れないように準備しましょう。
「いるかも?」はいらない
次に持っていくか判断するものは「いるかも?」と思うものです。
出張の荷物は最小限にした方がいい、ということは前述しました。
基本的に「いるかも?」と思うものは不要です。
折りたたみ傘を例にあげましょう。
私は出張時に現場で外を歩くことが多いです。PCや書類を持っているので、外を歩くときに濡れないように傘が必要です。
ですから、私にとって出張時の折りたたみ傘は『絶対にいる』ものです。
都心や市街地に行かれる方の場合、駅からタクシーに乗って打ち合わせ場所へ移動。
帰りもタクシーで移動するのであれば、雨が降っても濡れることはほとんどありません。
この場合であれば、折りたたみ傘は「いるかも?」なので不要です。
このように状況を考えれば「いるかも?」は不要ですよね?
準備中に迷ったら『いるかも?は不要』と覚えておきましょう。
ホテルにあるものを知っておく
出張の荷物を最小限にするためには、宿泊先のホテルに何があるのか知っておきましょう。
ホテルの部屋には以下の備品がほぼあります。
ホテルの備品
- 歯ブラシ
- くし
- ドライヤー
- 安全カミソリ(シェーバー)
備品にあるものをわざわざ持っていく必要はないです。
歯ブラシやドライヤーにこだわりがある場合は、持っていってくださいね。
男性はシェーバー必須
ホテル備品にあるものは持っていかなくてもいいと書きましたが、1つだけ持っていってほしいものがあります。
それは『シェーバー(安全カミソリ)』です。
ホテル備品のシェーバーは切れ味があまりよくないことが多いです。
顔中が血まみれのようになったこともあります。
男性は自前の『シェーバー』と『ひげそり用ジェル(泡)』を持っていきましょう。
面倒でなければ、電気シェーバーを持っていってもいいですね。
私はバッグに入れっぱなしにしておきたいので、出張用は安全カミソリのみです。
3.意外とあれば便利なもの
ここからは『あると便利なもの』を紹介します。
私が実際に使っていて便利なものです。
古いホテルはテーブルタップ必須
地方ではホテルの数が少なく、建物も古いことが多くあります。
都市部では、見かけはきれいでも建物は古いということがあります。
古い建物の特徴として『コンセントの数が少ない』ことがあげられます。
今ではモバイル機器の充電などでコンセントはたくさん必要ですが、ホテルのコンセントの口数が少なくて困ったことは多くあります。
そこで、複数口のコンセントタップ、またはテーブルタップを持っていくことを勧めます。
私は出張の時に毎回、使っていますね。
モバイル機器をたくさん持ち歩く人は必須アイテムとなりますので、用意しておくといいです。
テーブルタップならUSBが付いているものをオススメします。
Wi-Fi環境はないところもある
最近では一般的になってきたWi-Fi環境。
多くのホテルでもフリーWi-Fiが導入されています。
Wi-Fi環境があっても部屋の位置により電波が届かなかったり、地方ホテルではWi-Fiを未導入のところも。
こんなときに便利なのが小型Wi-Fiルーターです。
ホテルの有線LANを接続して、USBケーブルで電源を接続するだけでWi-Fi環境が整います。
持っていったPCやスマートフォンをWi-Fi接続して、快適なWi-Fi環境でホテル生活を充実させましょう。
移動時の暇つぶしアイテム
電車や飛行機で移動する人は暇つぶしアイテムを用意しましょう。
読書好きなら本を、ゲームが好きなら携帯型のゲーム機。
スマートフォンでゲームをやったり電子書籍を読むのもいいですね。
スマートフォンで暇つぶしする方はモバイルバッテリーを用意しましょう。
電池残量がなくなって大事な連絡が出来ないとなっては大変です。
ひとつあれば普段はもちろん、非常時にも活躍しますので、買っておけば役立ちますね。
普段使いのものは2つ用意する
普段使っているものを持っていくときは、できれば同じものを2つ用意しましょう。
2つ用意することで、移し替えの面倒もなくなり、忘れ物を防ぐことができます。
私の場合はスマートフォンの充電ケーブルは2つ用意しています。
ひとつはバッグに入れたままなので忘れることもなく、気にすることもありません。
出張の少ない方でもお出掛け用として使うことが出来るので、2つ用意することを勧めます。
4.さいごに
まとめ
出張のバッグ選びと持っていくものをまとめてみましょう。
●バッグ選びの基準
・キャリーバッグは4輪
・国内3泊以内は小型バッグ
・国内1週間以内は中型バッグ
・国内1週間以上は大型バッグ
・海外は樹脂製TSAロック付き大型バッグ
●絶対にいるもの
・仕事の荷物(書類、PC、名刺など)
・毎日飲んでいる薬(あれば)
・パスポート(海外のみ)
・チケット(新幹線、飛行機など)
・泊数分の着替え(上下、下着、靴下)
・充電器(スマホ用)
・安全カミソリ・シェーバー(男性のみ)
●場合によっては必要なもの
・折りたたみ傘
・その他、都度検討
●あれば便利なもの
・テーブルタップUSB付き
・小型Wi-Fiルーター
・モバイルバッテリー
楽に準備しよう
持っていくものを決めておけば、出張の準備も楽にできます。
リストにしていると確認しながら準備出来るので、忘れ物も防止できますね。
出張先では産地のものを食べたり、時間があれば人気スポットに寄ってみたり、出張を楽しんでしまいましょう!